デッドリー永遠観劇記②-5(辻井堂本)
続いてアリアリデッドリーで海上に浮かんでたこの二人。
辻井水貴(鈴木楓恋さん) 【焦熱】
水貴さんといえば「ツンデレ」という言葉が真っ先に浮かぶが、そんな二字熟語はなく…
隠し持っていた夢を抑えきれない、'あの'決め台詞を吐かずにはいられない、内から感情が燃え上がってくる感じがこの言葉。
鈴木さんのハッキリとした台詞も熱を帯びていたので。
堂本千十合(ソラ豆琴美さん) 【開展】
この劇のストーリーテラーが堂本さん(と勝手に理解している)。
彼女の存在が屋上での様々な必然を生んでおり、物語の進展に欠かせないので、この言葉。
ソラ豆さんのもえ声も物語の進行から毒を抜いてくれるので広がっていく感じ。
二人ともちゃんと踊れるくせにたどたどしくアイドル演じちゃったりしてぇ~
デッドリー永遠観劇記②-3(生徒会)
続いては生徒会の二人。
青池和磨(大滝紗緒里さん) 【屹立】
もともと二字熟語にしようと思ったのは、会長の居ずまいを見て、この言葉が浮かんできたから。
堂々とした口調、ラストの行動、そして手が届かないアイドル感も含め、小柄な大滝さんがそびえる山のように見えた。
村崎静香(音羽奈々さん) 【忠誠】
最初は「会長ぉぉ」的な、憧れだけを表す言葉を考えていたが、ラストにもっと強い静香さんに生まれ変わっていくサマを見て、「水火も辞さず」なこの言葉に。
音羽さんのいい感じのおとぼけが、よりラストを引き締める。
換気休憩後のこの二人から涙腺が崩壊し、後は決壊し続けた。
個人的には換気休憩も演出の一部かと錯覚するほど、ストーリーを壊さない絶妙のタイミング。
って二人のことは???
(ネタバレしやすいから書けないの)
デッドリー永遠観劇記②-1
デッドリー永遠のホームページより
舞台を見ていて言葉が降りてくることがあったので、改めて皆さんのことを思いだしながら、二字熟語に表してみた。
役柄にひっぱられているのもあるし、演者さんにひっぱられているのもあるが、個人的感想なので、容赦願いたい。
墨尾(平瀬美里さん) →天真
百村(石川凜果さん) →打破
青池(大滝紗緒里さん) →屹立
村崎(音羽奈々さん) →忠誠
紅島(羽柴なつみさん) →孤高
氷鏡(夢月さん) →論駁
辻井(鈴木楓恋さん) →焦熱
堂本(ソラ豆琴美さん) →開展
宍戸(結城美優さん) →仁慈
巣宮(豊川久仁さん) →純潔
橙沼(天音さん) →暢気
界原(渡辺菜友さん) →悔恨
高森(池澤汐音さん) →懺悔
猪狩(大澤実環さん) →正義
黄市(渡邉結衣さん) →萌芽
志倉(堤萌さん) →仁愛
緑浜(須田理夏子さん) →純真
竹内(白石まゆみさん) →颯爽
柏村(喜屋武蓮さん) →勇気
デッドリー永遠観劇記①
4月1日から、新宿シアターブラッツで開演されたアリスインプロジェクトの「アリスインデッドリースクール永遠」を観させて頂いた。
まず時勢的な問題があるので、主催側の対応について説明をしておきたい。
今回は感染性予防対策として、マスク着用義務、入場時の検温と除菌剤(次亜塩素酸水?)の散布、上演中の換気休憩、特典会での手袋着用、さらにはSNSを通じた観劇判断の呼びかけと、考えられる手段は講じての舞台であった。
それでも小劇場に100人からの人数を集め開催することに批判される向きもあるかもしれないが、彼らは万難とはいかないが可能な限りのリスクを排除して商業行為を行っている訳であり、責められるべきはそれでも観覧しに出歩いた我々の行為だけであろう。
それでも結局は2日間ゲネプロ含めた4公演で中止となってしまった。残念。
ただ、2日間だけでも観る機会を頂けたことに素直に感謝しているし、この2日間のスタッフさん、キャストさんの心労いくばくかと思うと労わせて頂きたい。
いつの日か再演されることを願って、ネタバレはしないでおきたいが、とにかく屋上の彼女達はスゴくてスゴかった(突然語彙力喪失)。
もっと多くの人の目に触れ、高い評価を得られるべきであったのに、返す返す残念だ。
今の気持ちを表す言葉…
まじぴえん(つд;)